信濃町農山村生活体験の特色

　私達が目指す「信濃町農山村生活体験」とは、信濃町にある豊かな自然、農林商工業、生活文化等の生業、さらにはこの地で暮らす人々の本来の姿を知ってもらい、受入家庭の生き様や誇りを、体験者である子ども達に伝える人間教育だと考えています。

　ホームスステイ先は農家に限らず、非農家や町家もあり「共通体験を通じた心の交流」を最大の目的としています。事前に研修を受けた受入家庭、各家庭の仕事や生活に合わせた体験プログラムでインストラクターの役割を担いながら、子ども達との心のふれあいを深めていきます。

　私達は、受入家庭や地域社会の活性化にもつながる取り組みとして、町全体でホームステイを推進しています。

ホームステイ受け入れまでの流れ

1. 実施日の決定、関係者による下見

2. 学校へ受入家庭リストの提出（人数、男女、ペット、その他）

3. 受入家庭とのマッチング（学校で行っていただきます）

4. 学校から受入家庭マッチング表を提出（氏名、性別、アレルギー情報）

5. 当日受入

　＊　受入人数は１軒あたり４人が基本で、最大７５軒（３００名）の受入が可能です。

　＊　日帰り体験も可能です。

　＊　事前説明や交流を希望される場合は、当組織事務局までお問い合わせください。

農家の日常を農家の方と共同で作業することで、自然環境や食への関心を促し、また子どもたちの探究心、好奇心を呼び起こし、心の成長をお手伝いします。

• 田畑の耕作作業・種まき・野菜の収穫作業・田植え
• 家畜の世話 ・草刈り・草取り・薪割り・稲刈り・枝打ち

おやき作り、笹ずし、そば打ちといった信州を代表する「郷土料理」を体験し、自然の恵みに感謝して伝統的な食文化を学ぶプログラムです。

• おやき作り・すいとん作り・笹ずし作り・蕎麦打ち
• もち作り・ジャム作り・わら細工・漬物作り
• 食事の調理体験

深く豊かな森、清涼な湖、のどかな山村で暮らす住民と日常を共有し、それぞれの地域の風習・文化を楽しみ、学び、発見、そしてチャレンジする喜びを感じてもらいたいと思います。

• 山菜狩り・虫の観察・野鳥観察・草花の観察・ホタルの観察
• 樹木の観察・庭木の手入れ・花壇の手入れ・ブルーベリー狩り
• 歴史遺産の案内（一茶記念館、ナウマンゾウ博物館、黒姫童話館等）
• 自然財産の案内 （野尻湖、黒姫高原、斑尾高原、苗名の滝、牧場、果樹園等）

　　交流体験

「人とのふれあい」が体験プログラムのベースです。子どもたちと受入住民双方がかけがえのない心に残る温かい交流ができるよう支援いたします。

• 家庭内の交流・地元の子供たちとの交流
• 郷土行事（お祭り）への参加